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遺産相続はいつまでに行えばいい?解説します!

突然遺産を相続することになってしまった場合、どのような手続きをすれば良いのか不安ですよね。
手続きの中には期限が定められているものもあり、それを逃してしまうことは避けたいです。
この記事では、期限の観点から相続の手続きについてご紹介します。
手続きの優先順位の目安にお役立てください。

 

□期限のある相続手続き

ここからは、相続手続きのうち期限があるものについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
具体例としては、以下のようなものがあります。

・相続税の還付請求
・死亡保険金の請求
・遺留分侵害額請求
・相続税の申告と納付
・準確定申告
・限定承認
・相続放棄
これらを順に解説します。
期限は相続開始を知った日の翌日からのものです。

まずは、相続税の還付請求です。
還付は5年10か月以内にする必要があります。
払いすぎた分が戻ってくるので、必ずしましょう。

次に、死亡保険金の請求です。
保険会社ごとに異なりますが、3年くらいが目安です。
大きなお金が動くので、忘れずにしましょう。

そして、遺留分侵害額請求です。
1年以内にする必要があります。
侵害された遺留分を取り戻すためのものなので、損している分を早く取り戻しましょう。

次に、相続税の申告と納付です。
10か月以内にする必要があります。
延滞税の発生リスクもあるので、早めにしましょう。

そして、準確定申告です。
4か月以内にする必要があります。
亡くなった人の代わりに行う確定申告なので、まずは必要かどうかを調べてみましょう。

次に、限定承認です。
3か月以内にする必要があります。
これは、プラスになる範囲の中でマイナスの財産も引き継ぐという方法です。

最後に、相続放棄です。
3か月以内にする必要があります。
引き継ぎたくない場合も十分に考えられるので、早急に検討しましょう。

 

□期限が決められていない手続き

ここからは、手続きのうち期限が定められていないものについてご紹介します。
以下のようなものがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

・不動産の相続登記
・預貯金の名義変更や解約
・遺産分割協議
これらを順に解説していきます。

1つ目は、不動産の相続登記です。
期限はありませんが、相続税の申告の際にやってしまうことをおすすめします。
先延ばしにすると煩雑な手続きが生じることもあるので注意しましょう。

2つ目は、預貯金の名義変更や解約です。
ただし、長期間使用していない口座は休眠口座に入ってしまうことがあるので注意しましょう。

3つ目は、遺産分割協議です。
簡単に言うと遺産の分け方を決める会議のことで、期限がないのでいつでもできます。

 

□まとめ

以上、遺産相続の手続きについて期限の観点から解説しました。
期限がないものでも先延ばしにすると後で困るので気をつけましょう。
当社では、不動産売却のお手伝いをしておりますので、疑問点がありましたらぜひご連絡ください。

投稿日:2023/04/12   投稿者:-