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実家の固定資産税を払えない?対処法を解説します!

固定資産税は、不動産を所有する方とは切って離せない存在です。
そんな不動産の所有者の中には、相続などで意図せず不動産を所有することになった方もいらっしゃるでしょう。
今回は、実家を相続した方に向けて、固定資産税を払えないとどうなるのか、固定資産税を払えない場合の対処法について解説します。

 

□実家の固定資産税を払えないとどうなるのか

固定資産税を払えなくなった際に起こることは以下の4つのステップに分けられます。

1.督促状が届く
固定資産税を払わずに滞納すると、約20日後に督促状が届きます。
この督促状を無視して滞納を続けると次にステップへ進みます。

2.催告状が届き、延滞金が発生する
督促状を無視してしばらく経つと、次は催告状が届き、延滞金が発生します。
延滞金の金額は、納付期限から1ヶ月までは納付額の2.5パーセント、1ヶ月を超えると8.8パーセントとなっています。

3.差押予告書が届き、財産が差し押さえられる
催告状を無視して滞納を続けると、次は差押予告書が届きます。
こちらは財産の差し押さえ準備が始まったことを知らせる通知書で、期限までに対応しなければ財産の差し押さえが始まります。

4.財産が公売にかけられる
差し押さえられた財産は公売にかけられます。
公売で得た現金から固定資産税が支払われます。
また、この際対象の財産や不動産は買い手のものとなるので、所有権は完全に移ります。

 

□固定資産税を払えない場合の対処法

固定資産税を払えない場合は、以下の4つの対処方法を検討しましょう。

1.分納の相談をする
一回の支払い料が問題になっている場合は、分納で対処しましょう。

2.徴収猶予の相談をする
病気といった特別な理由によって支払いが滞る場合は、徴収猶予の相談をしましょう。
最大1年間の猶予が設けられます。

3.換価の猶予の相談をする
こちらは差し押さえ段階に入っている場合に猶予を設けてもらうための相談です。
差し押さえられた家に住んでいる場合に検討します。

4.不動産を売却する
固定資産税をこれからも支払い続けることが難しいと判断した場合は、売却を検討しても良いでしょう。
売却を決めた際は、それ以降の固定資産税が発生する前に早めに行動に移しましょう。

 

□まとめ

今回は、固定資産税に関して支払えない場合どうなるのか、そして支払えない場合の対処方法を解説しました。
固定資産税を滞納すると最悪の場合、公売にかけられてしまうので、早い段階で対処するように心がけましょう。

投稿日:2023/03/20   投稿者:-